3Dプリンター 熱溶解積層 人形ドール関係
ドール関係のメモ
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■熱溶解積層式3Dプリンターを用いた球体関節人形ドールの製作
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ドール製作は粘土がメインなのですが
せっかく3Dプリンターもあるし
昔3Dモデリングをやってて少しは覚えがあるので
チョットやってみよう、って感じです
目下の問題点は
・積層痕(表面処理)
・積層乱れ(層が定着せず印刷が安定しない)
・印刷時間が掛かる
これは全高40cmクラス(1/4サイズ)にダウンサイジングする事で
サイズを小さくすると問題も有ります。
今までのドール服や、ウィッグが使えなくなるので
買い直さなければ成らず、費用も掛かります。
小サイズでは頭部も小さくなるので、塗装で顔を書くのが難しくなります。
あまり中途半端だったり、奇抜なサイズにしてしまうと
部品の購入が難しくなり、普及していない珍しいパーツは高くなりますので
そこそこ流通していて、ある程度は大きさも確保できる、
1/4サイズを採用する事にしました。
サイズにおいて最も重要なのは、価格の高い部品が集中する頭部であり
この点において、当サークルの主力とする所である
3D美少女のデザインが頭部の大きなアニメ系のキャラクターである事を踏まえて
一般的な1/4ドールと比較して頭身が低く身長が低めとなります。
完成品質よりも
技術向上を優先して
一般的なドールとは異なる頭部分割を採用している

ほぼ球体でラインが安定する頭部側と
サイズは小さいが複雑な形状を持つ顔側は、同程度の印刷時間が掛かる
表面加工が必要でフェイス塗装のコスト負担が大きいフェイスと
最大荷重が掛かる首との関節を持ち破損リスクの高いヘッド基部を
別パーツに別けるのは
多数の試作パーツを印刷する開発効率を考慮しての事
胸の構造は
凝ったギミックを採用して技術力を見せ付けてやろう!
とか
どうしても再現したい動きや、両立したい形状
裸で立った状態で垂れているラインとか
服を着て盛り上げた形とか
四つんばいでブラブラ垂れ下がっている所とか
動きを付けたくて
タダ印刷機が不調で
印刷のロジック的にフィラメント積層では再現が難しいラインや
表面の積層痕の積み上げが綺麗に出せる角度の限界や精度とか
いくつかの方式を試作検討して
最終的に、
「まあ今回は簡易実験モデルだから・・・」
という妥協により
「今は、今回は、まだ雌伏の時・・・」と自分を納得させ
言い訳で
シンプルな構造を採用している
・
そもそも
初期構想では
1/4にダウンサイズした関係で、胴体ギミックはオミットし
胴体一体型で出力する予定ではあった
予定外に精度が悪化し、印刷性効率も低下した事で
胴体を2分割、三分割と設計変更を繰り返し
挙句にはどうにも印刷が上手く行かなくなった事で
(胸の印刷ラインを綺麗に出す意図もあり)
オッパイパーツを胴体から切り離して別設定で印刷した方が
結果的には成功率を上げる事ができる、
との結論に至り
可動胸方式を採用する事にした。
・
懸命な読者はご記憶の事とは思うが
(私は忘れていた)
頭部のS字フックは、頭部の首側の穴をギリギリ通過できるサイズで
設計が行われている。
この縦長の溝があるために、ドールは首を縦に振る事が可能なのである。
しかし1/3→1/4にサイズ変更を余儀なくされた際に
この部分はそのまま縮小されている。
当然である。首だけ太くする訳には行かないし、
もともとデザイン的に外観で許容できるギリギリに大きく設計しているのだ。
(強度や精度などの関係で関節を大きくして安全マージンを取っていた)
これ以上無理は出来ない。
穴だけ大きくするとカップが割れるのでこれが限界である。
つまり結論だけ書くと、首側の穴をフックが通過できない。
ドールはテンションの掛かる胴体ゴムを、首側でS字フックで留めて
首だけ回してカポっと嵌めるのがラクなのだが・・・
フックが穴を通らないと、首を接続した状態で穴を重ねて、
ココをゴムを引っ張って頭部にフック止めする必要がある
ピッカー(ゴム紐を引っ張る為の道具)の通る穴は
垂直に重ねなければ棒を差し込む事ができないが
ココで問題が起こる
懸命な読者はご記憶の事とは(略
一般的なドールは真上の頭が開放フタが開くが
私の今作っている人形は、
例の印刷性効率云々の御託を並べた結果
フェイスを真正面に引き抜く構造を採用している
つまり、穴を真上から覗き込む事ができず
ゴムを通す為の引き込み棒を入れる事が出来ない。
問題はそれだけではない
頭部が1/4に成っている関係で
S字フックのサイズはそのままなので、
実は頭部の中にS字フックが納まらないのだ(大問題)
もっと小さなS字フックを買ってくれば良い話ではあるが
今使っているのは近隣の100均を回って一番小さいサイズを探して
手に入れた物で、コレより小さいサイズとなると安価で入手が難しい。
まあ斜めにすればギリギリ入らない事は無いので
現状、それで急場を凌いではいるが、
どうにもコレじゃ不味いだろうという気配はヒシヒシと伝わる
ゴム紐に関しても、今は手足を繋いでおらず
保持力が必要で無いので、
仮組みくらいは出来ているが
本格的に組み立てる事は出来ないのは目に見えており
表面処理や補強施工などコストのかかる次の工程に進む前に
解決しておかなければ成らない課題は山積みである。
・
よく、
完璧を求めて悩むより
とりあえず一通りの作業をこなして完成まで持って行く事が大切、
との論は分かるのだが
明らかに問題があり、金と時間が掛かる事が分かり切っているのに
失敗前提で進めるのは躊躇する。
素体には
細かいバージョン違いなどが分からなく成らないように
開発順・系統別にナンバーが割り振られるのですが
余り細かい番号は製作者自身も覚えていないので
開発番号とは別に
区切りと成る採用モデルには製品番号と、便宜上のコードネームが与えられます。
この実験的な簡易生産ドールには
DF403B系列のエルフを素体とした
(TR-OR / EMDF54_A2 DF403Bエルフィンドール)
をベースモデルとした派生
F4a2ドスコイ
・
本来はトライアルシリーズとして計画され
その後、EMDF対応として54系統の素体として開発され
再開発の正式採用時に403Bの(DF403は企画凍結による再利用)ナンバーが与えられた
・
従来、開発ドールにはDナンバーが与えられて居ましたが
新規の光造型機がDL、ドールレーザータイプを略称としてナンバリング
していたのは
DLsiteやダウンロードのDLと、後から検索する際の混同が起こり
また、熱溶解積層鋳型を、フィラメントタイプとして
DFナンバーを略称として用いた事は
DFデジタルフィギュアライズシリーズとの混同を招く為
根本的に2、3文字のアルファベットを用いる事を極力避けて
正式ナンバリングを用いるべきであるとの運用指針を

・
まず大前提として
3Dプリンターを用いた1/3シリーズの製作は
費用と時間のかかるDシリーズの本番開発に先行し
せっかく3Dプリンターで造型実験が出来るのであれば
コレを利用して簡易生産を行い、関節構造や立体構造の
テストを行い、設計を煮詰める目的で計画されました
・
そも
1/4モデルは、
1/3シリーズに先行して
小サイズで印刷時間を低減し
サイクルを早めて試行錯誤を十分に行う為の実験モデルでした
・
Eシリーズは
従来の1/4モデルの設計負担を更に軽減し
印刷時間の短縮と、精度の問題、印刷成功率を少しでも
高める為に
ギミックや形状をある程度犠牲にして
生産特化の簡易設計モデルです
・
そして遂に、1/4E3シリーズは
従来の胴体フレーム構造を更に見直す事により
更に生産性に特化した簡易設計モデルです。
簡易版の簡易版の簡易版の簡易版であり、
実験の実験の実験の実験を行う為の(略
この設計はフィードバックされ
いつか作られる筈の本番開発のDシリーズに活かされる日がいつかくるにちがいあり(r
ちな
Dシリーズとは、本番のGFシリーズを開発するに当たって
リハビリ的に計画された材質検証用実験モデルであった気がするのは
多分気のせいなのでしょう
我々は
常に未来を見据えています
・
前置き(?)が長くなりましたが
今回の要点は胴体を三分割した事です
印刷時の層圧定着の悪さと、積層ズレ、強度不足
Z触れ、糸引き?なのか、引き戻しバックラッシュなのか分かりませんが
とにかくヘッダに引きずられてラインが内巻きして層乱れを起こす原因を
おそらくは低減出来るであろう見込みが
(プランB・新型機導入)
を待つ間に(次のセールは何時来るの?)
我々は計画案Cとして、モデリング形状を煮詰める事で
これを低減して解決できるのではないか?という閃きによるもので
やれば、やってやりますよ
ちなみにプランAは設定値を煮詰めて
ソフトウェア的な解決を図る予定でしたが、
実験値を1つ試す為に数回印刷して一週間待つ工程は
頓挫して既に2ヶ月経過して修理できた筈のプリンターを十分に活かせない日々に
まあとにかく時間が掛かるので
Aを待ってBを待つ間にC案ゴーです
胴体を3つに切断すれば
早い話が切断部分で設置面積を稼げますよね?
おまけに方向も3方向に増えるので
印刷に有利なオーバーハング低下と、
強度が必要な方向をズラせますよね?
ついでに印刷成功率の低さも、分割して小サイズ化するのは有利ですので
これはつまり有利しかない
勝利は約束されました
この際、見た目の問題は、もう今皿サラダです
我々は勝ちます
勝てばよいのです
頭部の試作
顔の試作は
一時中断中
頭部の製作は中断
胴体の印刷を優先する事となった


・経緯
・最重要・優先課題
頭部の主要たる問題は
フェイスの塗装・化粧が
実用レベルで可能であるか?という問題であった
顔を可愛く書けるか?というのが最重要課題である
事は言うまでも無く
これの検証を優先すべき状況であるとの認識には
依然変わりは無かった
まずは、現状で、どの程度が可能であるのか?
試作を行い
その上で詰めていく為の、検証や検討を
行う予定であった
これには
以前、1/12サイズや1/6サイズで苦戦した事や
100均セリアドールでのフェイスペイントの練習を経て、
大きなサイズであれば、概ね、以前苦戦した問題点を
まあまあ克服できる、見栄えの向上が期待できる、という実体験を踏まえて
1/3のノウハウが
現状の1/4でどの程度通用するのかは
出来るだけ早い段階で見極める必要があったためである。
故に、
「顔の試作の凍結」先送りの判断は
苦渋の決断である事を、お察し頂きたい。
出来ない事を先送りしたり、重要事項を棚上げするのは
本位ではない
(料理が重要なのに、調理の腕を磨かずに
調理器具の選定で薀蓄を語って
材料選びで通ぶって
何時までも自分の腕を振るわない奴は大抵ド下手糞なのだ!)
(私は、常に言っている様に、最初から最高の道具と材料を揃えるよりも
まずはチャレンジして最後まで完走する事が重要だと考えている)
(そうしなければ今の十分の座標を客観視出来ない。
今の自分の実力を洗い出して、それから問題点を探していくべきである)

写真は1案から5案まで、異なる手法を用いて
積層痕を目立たなくする加工の実験を行っている
・
しかし実際には、作業には順番があり、いくら重要でも、後の工程を先に
行う事は不可能である。
それゆえに、前段階の工程は、ある程度、
安定的な成果が得られた段階で次に進むべきである
この、ある程度の品質を固める事が重要なのである
↓(1)・設計。積層痕の出にくい設定やモデリング設計
↓(2)・印刷技術、プリント時の品質管理
↓(3)・印刷後の積層痕処理の問題。表面処理の技法の検討
↓(4)・フェイスの化粧・塗装のレベル
つまり、
いくら表面処理の技法を検討した所で、それは積層痕の溝の深さや安定性を
前提としたものである為、基本となる元基準が大きく変化してしまえば
最適と思われた工法は、効果を発揮しなくなる
目の前のコンビニに行くなら徒歩が早いし、遠くに行くなら電車に乗る
駅から遠ければ自動車が最適かもしれないし、近所なら自転車が早いかもしれない
目的地と現在地によって最適解は幾らでも変化するのだ
足元がグラグラしているのに、正解など決められない
無論、最優先が(4)のフェイス塗装である以上
それまでの工程は「ある程度」で次へ進み
高い品質を目指すのではなく、まずは一旦完成させて
煮詰めに関しては今後行っていく予定ではあった
今後印刷技術が向上して、
積層痕を抑える設計が実現すれば
表面のコーティング技術だけで、実用レベルの表面処理が可能になるかもしれない
と期待していた
しかし実際には、印刷機の不調により
印刷が安定しなくなり
その当初得られていた初期値「ある程度」すら達成できなくなったのだ
一度は(3)の積層の表面加工の検討の段階まで作業を進めていたのだが
その後に、2の印刷事情が大幅に悪化し、現状の品質のパーツが
量産困難と成った
品質が大幅に悪化するのであれば、今行っている表面処理の手法も事情が変わってくる
求められる溝の深さや、定着強度が変化すれば
今の段階でこれが最適、コレで十分と判断した技法は
通用しなくなってしまう
現段階でこれ以上試行錯誤して作業を進める意味が無い
向上するどころか、回を重ねるごとに悪化し、
実用に耐える事が難しくなった
今後、この水準の品質でのフェイスパーツの量産は
不可能であるとの判断に至った
・
比較的積層痕の問題の影響が少ない
胴体パーツの印刷を行いながら
設定や設計上の問題を洗い出し
十分に印刷が安定するように、技術向上した後に
頭部開発にリトライするべきである
との判断に至ったのである
・
しかし現実は更に予想の下を行く
写真を見ても分かるとおり
胴体パーツの印刷は
積層痕や表面が乱れる、程度の段階ですらなくなり
見栄えの問題ではなく、そもそも印刷が成功するかどうかの
瀬戸際レベルで安定しなくなった
大きなクラックや断裂が起こり
最後まで印刷が完走するかどうかというレベルの戦いである
仮に印刷が完了し、形が分かるレベルの出力物が得られても
組み立てに耐えるだけの品質と強度を持っていなかった
問題の詳細は胴体パーツ開発側で記載するが
以上が
顔パーツ開中断の経緯であり
現状、顔パーツ再開の目処は立っていない
フェイス加工実験
積層痕を消す
・
正解は1つではない
それぞれの求めるもの、環境によって
最適解が変わってくる
要求水準・製作環境・予算など、幾らでも変わってくる。
もし、潤沢な予算が許されるのであれば
もっと上位のプリンターを導入したり
企業の印刷サービスを利用すれば、
積層痕問題は、完全ではなくとも現状よりは大分マシになるであろう
それでなくとも、印刷が安定するか、時間を掛けられるなどの
いくつかの条件を緩和すれば、現在よりは
高品質な設定での出力が可能な、筈・・・なのである
私の場合、試行錯誤して、
人形創作のバリエーションを色々作りたい、試行錯誤したい、というのが
あるので、
現実的な予算と手間で出来る、という事が重要である。
つまり3Dプリントは手段であり、目的ではない
・
故に、あまりに長時間が必要な加工や
費用的に高額な機材、素材を使用は出来ない、という条件の下での
解決策を模索している
また、要求水準に関しても
今回の用途が、人形の顔など、表面上の塗装が重要である為
じんせいによる破断はある程度は妥協する予定である。
(つまり刺突による傷や、曲げによる破損を考慮しない。
その状況なら積層痕以前に、表面のフェイス塗装が先に壊れる為)
・
プリンターの出力が安定しないので
イコールコンディションのテストピースではない。と注釈をつけた上で・・・
組み立ててみなければ分からない
受験戦争世代なので
「試して結果を修正するのはチンパン」
「熟考して正解を出せ」
と鉄拳叩き込まれた
汎用機のCPU時間で部内予算が課金された時代
とりあえず試してから修正すれば良いじゃん?
という考え方が、中々出来ない
3Dプリンターも
別に印刷しなくても、
モデリング段階で設計は煮詰める事ができる、と思っている。思ってた
しかし、印刷しなければ分からなかった部分もある
恥さらしだが、自分の場合の、実体験での事例を出そうと思う。
A型は初期のもの
これは印刷が出来なかった。
経験則から
球体の上面も、割とイケてる、という実感があったので
首の接合部のフックも、これが通ると思っていた。
しかし「頂点部に穴がある」為に、
ブリッジが通らなかったので、十分な補強がなされず、
強度が確保できなかった
また「距離が短い」ので、ヘッダ移動のラインのカーブが急すぎて
フィラメントが十分に定着する前に
(まっすぐのラインであれば、まっすぐ引っ張られるが、
小さい部品は、下に定着する前の高温段階で、急カーブを曲がると
横方向にラインが落ちてしまう事がある)
「オーバーハングは、角度が急な方が失敗する」
「ブリッジは距離が長いと失敗する」
どちらも当然のセオリーでソレが当然と思い込んでしまった
「A1で成功している」
「角度が深い、距離が長いほど失敗する」
「なのでA1より角度が浅い、なおかつ距離が短い通る筈だ」
という論法で、出来ると思ったが、
実際は逆であった。
角度を浅くして、距離を短くした場合、以前出来ていた事が出来なくなるケースもある
そう単純な話ではなかったのだ
B型は、Aの失敗から
頂点部を開放し、ここにブリッジを設けた
また、ブリッジで水平になる事を避ける為に
上部を軸可動の張力の妨げとならないように、
距離を均一化する為に、弧を描くように丸める配慮もした
これで大丈夫だろう!と思った
実際は、この形状ではフックが固定できなかった
Zロールしてストンと真下に落ちてしまった(笑)
余談だが、言い訳をさせてもらえば
私は以前からドールを製作しており、この形状で上手く行っていたのだ
しかし過去実績のある形状でも、3Dプリンターの場合に上手く行くとは限らないのだ
これは、粘土だと表面の微細なザラザラや
手作りの時にどうしても出来てしまう細かい凹凸で引っかかっていた部分が
PLAのスベスベでツルッツルの表面だと
金属フックがゴムの張力に負けて、全然粘ってくれないからだ。
これらの反省を活かして作られたのがC型である
フックを引っ掛けるためのノッチが設けてある
そしてブリッジも更に補強した。
コレで大丈夫だ
大丈夫だったが、1つ重大な見落としがあった
度重なる改良でフック取り付け位置が上方にセリ上がっており
額側の補強で頭頂部の厚みが増した事も災いし・・・
S字フックが頭部に入らなくなったのだ
あれ〜?
本末転倒(笑)
ヒジは90度まで曲がれば御の字
可動は割り切ってる
造型も割りと妥協
印刷性効率が低いので
印刷に有利な形状と分割、パーツ構成を心がけている。
ザックリ角度限定、びん坊ちゃまスタイル
服着たら見えない部分だし、
写真でも前半分だけ誤魔化せれば良い・・・
ソコに拘るのは完成してから幾らでも次回改良すればいい
まず成功して完成まで進める事を実証してからだ・・・
■可動乳
触った感触は全然リアルではないし
シリコンや軟質素材には及ばない
見た目の造型も、固定モデルと比較すると見劣りする
正直、自分でも必要性は疑問だし
上位互換とは言いがたく、多くを犠牲にしているのは事実だ
しかし、
可動胸には、触った感触とも、見た目の綺麗さとも違う
独特の良さがある
ある種のロマンであり
動かす事それ自体が目的である
なんとなく動く、触れるギミックがあると
楽しいのだ
・
コレばかりは、現物を手にしないと
画面では説明できない
画面では、映像では、
所詮本物の女性の肉体に見劣りする・・・
実際に所有して目の前で触れる、
という事を利点としていうのは、言い訳になるだろう
逃げていては、ラブドールには勝てない
いや、かつ必要は無い
↑
自分は
・「写真では伝わらない」
・「目の前で「所有する喜び」」
って売り文句は、ズルいし、
商品説明として最低だなぁーと思ってる派なので
こういう文言ではなく
理屈で説明したい所
だから、ではないのだけど
触れる・所有できる・動かせる、だと
ラブドールが上位互換に成ってしまうしなぁ・・・
意味は無くても、シールドライガーのカバーとか
エアロカウルとかを開いたり、角度変えて遊ぶのが楽しい的な
頭部のシーム

ドール
積層痕
プリンター
・初期の頃はもう少し綺麗だった
・
フレームの歪みではない・・・筈?
プレートやフレームの左右Z軸アライメント問題で
波打つような積層のムラが生じる恐れがある
これは、レベリング補正を行っても
その補正によってソフトウェア側でポイントの調整を加えても
結果的に「階段」現象によって、波打つような定着のムラが生じてしまうからで
しかし、もしこの問題が
ソレであった場合は
定着の問題は説明できても
上層部の、下面より大きく離れた場所で、積層離れが発生する
事の説明がつかない
1層目、あるいはその影響を大きく受ける2、3層目であれば
仮にプレートが大きくゆがんでいたり、Zアライメントの揺らぎによって
定着にムラが発生する事は有り得ても、
99層目と、100層目の定着にムラが起きるのは、
軸上昇の絶対距離は、必ず同値になる筈で
Zアライメントやフレームの影響を受けるとは考えにくい為である
これは理論的に影響が絶対ないとは言えないが
係数、閾値的に有り得ない話である
理論的に計算式を組み立てても、
実際の現象を説明する為には、各方程式に用いる「係数」の値が
場合によって大きく異なる
もし、その「僅かな差」によって影響が上層に伝播する程の
影響力が大きいのであれば
Zスウェー部や、ブリッジ部の影響の方が、ビルドプレートの0.01ミリ 単位の揺れ
よりも遥かに大きく影響する筈であり、
ここに被害が集中するなどの顕著な影響が視認出来なければ説明が付かないから
である。
フレーム構造
従来製作していたドールは、
一体式のモノコック構造であったが
印刷に膨大な時間が必要である事や
材質の関係から、必要な強度を確保する事が難しい
積層痕などで表面の見栄えに有利な印刷方向と
関節の強度を確保するのに有利な印刷方向が異なるため
設計上の腐心の元となっていた
そこで、思い切って、
フレームと外装を分ける事により
設計上の自由度を確保し
印刷の自由度向上と、強度の確保を両立しつつ、
見栄えも改善し、破損時のリスク管理も有利にしようという
問題点を一気に解決しようという訳である
無論、パーツを中と外に分けるという事は
単純に設計も2倍、印刷回数も2倍になるので
ある程度コストは増える。
だが強度を確保したり、見栄えを考慮したり、試行錯誤して
設計を煮詰めたり、壊れたり印刷失敗のリスクを考えれば
多少コストが増えても、失敗が減り品質向上すればトータルで利が勝る、
と判断したのだ。
必要な外装部分だけ印刷品質を上げる、という手も使える
しかしそれも机上の空論である
どのみち、複雑な形状であればサポートの使用は避けられないので
それならば、内部が空洞な物を2回作るより
折衝案として
内部フレームと外装アーマーを一体化してモノコックにした
フレーム構造そのものを内部サポート(インフォル)に見立てる
内部充填方式
セミモノコック
ちなみに彼女のベースとなっているのは
DF51(FT03)
比較的シンプルなアニメ系素体。
目やクチは手書きの画像を使って動かすタイプなので
立体的に作られていない・・・
なぜこの素体をセレクトしたし!!
胸部パーツ交換
私にとって
ドールは、人間の女の子のスケールモデル、ではなく
ドールという製品の模型、なのです。
ガンダムみたいな。
マシンガンのマガジンが交換可能だと
それに何の意味も無くても
想像上の世界観が広がる訳です。
胸部パーツの交換機能が再現されてると
これは、
胸部の交換を前提とした機械製品、であり
胸のサイズを好みに交換したい、と思うような人間に買われる事を前提に
設計された商品なのだ、という事を想像出来ます。
そういう種類の人間に、そんな事をされる目的で買われて行く娘たちなのです
その為に設計され、製造されたのだ、という事を
設定上から想像させ、形として表現する為の交換パーツです。
ぶっちゃけ、私好みにするなら
モデリング画面上で自分の好みにサイズ変更して出力すれば良いので
ココを別パーツにする利点は殆どありません。
分割線を作らずに一体型で作る事だって可能です。
しかし、ソウじゃ無い。
下腹部の内蔵パーツが交換式なのも罪深い。
おもらしフェチなので
水を飲んでお漏らしする機能がついた人形を作りたいと
以前からずっと思ってたんですよね・・・
ただ、以前の粘土ドールだと水分は大敵
3DプリンターのPLAも水には余り強い素材ではありませんからね
防水対策はしっかりしないと
部分的に防水すれば言いと思うかもですが
「水遊び」を前提とした場合
湿気による損傷や、カビなどの侵食が懸念されるため
ある程度の分解洗浄に耐える構造が必要で
耐水アクリルシェル構造だと日光にも熱にも弱いですからね・・・
シリコンとかTPEで出来てるラブドールは強いですね
防水加工をしても、もぐら叩きでキリが無いので
根本的に耐久性のある素材に切り替えるのが正解な気がします。
ドール・内蔵表現
道を既知に
人体は小宇宙 見た事の無い世界
道は使い古されたテーマ
グローあ張りゼーション叫ばれ 数十年
正解は
缶が得るkとオが しんぽだと しかし進まない
答えを求めるアンさー 缶が得るだけでは無い苦、 人々がドウ反応するかを会えて
私派切り開いて見せた
喰らい付いて租借 それともさらに切り開いて それとも目を背け蓋をするのか

下フレームの「ライト影」を考慮したスウェー形状

■型番 EMGF
Fナンバー、EMGF-Faa系がフィラメント印刷機
例:EMGF−FD4-001-2_3型
em エモーション扱い
G 実体物作品
F フィギュア
F
フィラメントタイプ3Dプリンター分類(熱溶解積層型) L?光
D 人形・ドール系の作品である
4 1/4シリーズである
00
通算100体目の人形。ゼロナンバーである。
1 新プリンターでの初号機である
-2 設計案の第2案を採用する
_3 マイナーチェンジの3回目である
ページ作成: 2025/ 3/ 20
(最終更新: 2025/ 4/ 4)
※画面は開発中の物です
掲載されている情報は変更される可能性が有ります。
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