人形ページ・粘土の情報

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粘土に関する情報の羅列。粘土別に纏めたい

 

 

■サイズ計測

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サイズ計測 パッケージの上から 体積 比重1cm辺り 1cm(3価格
ラドール 530g 15.3 9.3 2.7 384.183 1.38g 400円 1.04
青ラドール 430g 14.7 8.9 3.1 405.573 1.06g 400 0.99
プルミエ 320g 13.9 8.8 2.9 354.728 0.9g 400 1.12
ウッドフォルモ 530g 14.7 8.8 3.0 388.08 1.37g 440 1.13
ハーティクレイ 190 18.0 9.5 3.2 547 0.35 300 0.548
449 0.82

ワッツ_軽紙 90 17.6x10.3x2.5Am 313cm(3 0.29g 110 0.35
グッデイ紙粘土 1kg 17*9.6*3.1 505.92 1.98 140 0.28
ダイソー紙 500g  19*10*2.5ネット 475(3 1.05 110 0.23
ダイソー軽ふわ 50 12*9.2*2 220(3 0.23 110 0.5

樹脂粘土
ダイソー 30 9.9 3.7 0.9 33 0.90g 110 3.33
モデナ 250計 13.9 8.3 2.0 230.7 1.09g 720 3.12


 ※パジコは2023/8以降リニューアル版を基準
 ※計測値の為、個体差、商品パッケージ表示との差異あり
※コスパは体積比で比較(重量比では軽量粘土が高額に成る為)


「サイズ辺りの重量」
「サイズ辺りの価格」
を自分なりに纏める。
各ねんど毎に、販売の大きさや重量や価格が違うので比較が難しく
感覚的に比べ難い為、条件を揃えて表に纏めた。
大きな作品を作る場合のコスパや、重量の見込み、軽量化と強度のバランス検討
などに、粘土選考の基本情報として知っておきたい。

 

 

 

 

●粘土まとめ

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●粘土まとめ

忘れそうなので一応再メモ。まとめ
ラドール青:滑らか。紙ねんどっぽい。しっとり系。
プチフォルモ:固め。ムラのあるラドールって感じ。
プルミエ:軽くて纏まりが余り良くなく、形を作るのが思ったより難しい。
ウッドフォルモ:硬い。ボロボロ崩れて行く。混ぜて使う前提。
ハーティクレイ:ふわっとかるかる紙ねんど、に近い。伸びてボソボソ、バツンと切れる

ふわっとかるかる軽い紙ねんどは、レモン?の匂いだったが
ネットで事前に聞いてたが、ハーディクレイは独特の臭いで、余り好きじゃない。

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・ラドール
メーカー公式では「キメ細かい」
端的に言えば、小さな粒の集合と考えれば
硬度が高い材質に成る筈なのだが、

荒くなると、繋ぎ剤などの都合で、
衝撃への耐性が高くなり、面圧に強く点圧に弱くなる傾向にある
(アスファルトやコンクリに混ぜる粒子と特性の比例から考えて)


・ラドールプレミックス
単に混ぜれば中間の特性になる、とは限らないのが
材料工学の難しい所で
双方の利点を併せ持つ事もあれば、利点を潰し合って欠点が増える事もある。
更に全く別の特性を獲得する事もあるので、予測が難しい。

結果論だし、思考放棄だが
プレミックスは一番使いやすく、バランスも良い。

・プルミエ
説明では「強い」としか判らないが

軽量なので恐らくポリマータイプ
経験則だが、ポリマー材質は極端に言えば泡で、
面圧力や衝撃には強いが、点での圧力には弱い
曲げるのには耐えられる一方で、切断や削りには弱い筈


・フォルモ
見た感じ繊維質の紙ねんどっぽさを感じる
FRP、繊維複合材に近い特性が得られると考えれば
軽量と硬度と捩じれに強い素材と考えられる。
衝撃や引っ張り破断には弱く、割れやすい材質である筈だ。

 

 

 

●成分

●成分
プルミエ > 成分:パルプ、石粉、無機バルーン、糊剤、水、防腐防カビ剤
青ラド  > 成分:パルプ、石粉、無機バルーン、糊剤、水、防腐防カビ剤
ラドール > 成分:パルプ、石粉、無機バルーン、糊剤、水、防腐防カビ剤

 

 

 

 

●収縮率・乾燥

●収縮率

ウッドフォルモは収縮率9%か。
収縮率 乾燥
ラドール 4.0 3-4(1 530g 15.3 9.3 2.7 384.183 1.38g
青ラドール 4.6 3-4 430g 14.7 8.9 3.1 405.573 1.06g
プルミエ 6.1 3-4 320g 13.9 8.8 2.9 354.728 0.9g
アーチスタフォルモ 3.5 3-4
プチフォルモ 4.3 3-4
ウッドフォルモ 9%(4%) 3-4(3 530g 14.7 8.8 3.0 388.08 1.37g
ハーティクレイ 7%(8%) 1-2 180
ハーティクレイソフト 6%(5.5) 1-2 180
ハーティクレイカラー 6.5%(10 1-2 180

クロスクレイは 4.6表記と「4.3前後」の表記がある

アーチスタフォルモは 3.5表記と「3.5前後」表記がある。
 ラドールなどは前後と補足されないので違いが有る?

Amazonの説明ではラドールが4.6、青ラドールプレミックスが4.0と表記。

ハーティクレイ、7%(8%との表記あり)
ハーティクレイソフト、6%(5.5%との表記あり)
ハーティクレイカラー、6.5%との表記(10%の表記もある。クレイより少ないのか多いのか

 

Amazon文章
ラドール:4%
ラドール プレミックス:4.6%
プルミエ:6.1%
アーチスタフォルモ:3.5%前後
Amazon画像
 ラドール4.6 ラドールプレ4.0 プルミエ6.1 アーチスタフォルモ3.5

・乾燥
環境によって日数は異なる。各粘土の比較、参考として。
ラドール1日、ウッドフォルモ3日の表示あり。
両者の硬化時間が異なる事は個人としても公式見解としても認識される事実。
> http://182.227.94.219.static.www3854m.sakura.ne.jp/
> padico/products/pickup/technic/ladoll/vol1/02.html
> 硬化時間はラドール1日、ウッドフォルモ3日ですが、
> 混ぜたものはラドールなみに乾きが早くなります

 

 

■トリビア・意外な点

トリビア・意外な点

重量級のイメージがあるウッドフォルモだが
実は体積比はラドールの方が重い

軽量級のプルミエだが、実は体積比重はラドールプレミックスと僅差
強度を含めて考えると、軽量化を目的にプルミエを選択するメリットは殆ど無い
粘土の特性や、作業のし易さで選んだ方が良い。


ワッツの軽い紙ねんどは、紙ねんどではなく、実は構成素材的に樹脂粘土に近い
使った印象はハーティクレイに似ている


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ウッドフォルモを混ぜると強靭になるらしいが
この手法には大きな弱点が有る

湿った状態で粘土の色が物凄く濃く、木粉の関係か表面の黒粒やザラつきも目立つので
立体感の形状の把握がし辛いという事。

仮に苦労して完璧に形を整えたとしても、収縮率が大きい為に
乾くと表面のツライチ平面は維持出来ないので盛って微調整、が非常に難しい
じゃあ削れるかというと、硬度が仇となり削りでの調整も難しく

 

 


 

ページ作成: 2024/ 2/ 15  (最終更新: 2024/ 2/ 20)

 

※画面は開発中の物です
掲載されている情報は変更される可能性が有ります。

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