カメラ比較(機種について・雑感)

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デジカメとスマホのカメラの比較

▼今回比較するのは以下の4機種
 ・acer_Z530 以前使っていた古いスマホ。写真も撮れるよ
 ・UMIDIGI_GT2 最近使ってるスマホ。カメラはオマケ
 ・Nikon_L610 デジカメ1。コンデジ。安価な単三電池駆動
 ・OLYMP_XZ-2 デジカメ2。コンデジ。多分ハイエンド
 (今回は機種紹介ではないので詳細は割愛。駄文は後述。)

 

 比較1(撮影比較) 

 

機種紹介

今回、比較に使用したカメラのまとめ。

・Z530。バッテリーが死んでる。有線では駆動出来ないタイプなので時間との勝負。
  思い出と共にラストランである。

・GT2。カメラ関係に多々問題を抱えるも仕様と言い切った。

・L610。単三電池駆動で何とか使えそうだったカメラ。
  多分キャパシターが不調で毎回初期設定。

・XZ-2。散々文句を言ったが、皮肉な事に不満が大きかったお陰で使用回数が少なく
  バッテリーが唯一生きてたカメラ。

なんでこんなラインナップなのか、書いてて自己嫌悪に陥る面子である。
今回の比較はカメラの紹介ではなく、製品性能の検証は本題ではない。
8割愚痴と文句なので、紹介は後ろに回させて頂いた。
 (当時の感想文とあわせて御笑覧ください)

  個人的な備忘録を兼ねます。当時、その時感じた事をメモしている為、相対的な比較がに正しくなかったり、考えがブレたりしてますがご了承ください;

■acer_Z530
古いスマホ。レンズ再研磨・AF不調につき参考までに
日常的に多用するカメラで、過去の資料はコレで撮ってる物も多いので
映り方がどう違うか参考の為に比較。
古くなってレンズを研磨しています。AFも不調です。
カメラの製品の性能ではなく、あくまで比較の為にとご理解ください。

設定でEVを動かしても余り変化が見られない。



元々カメラはオマケで、電話も出来て写真も撮れるよ!って感じの
テレビ電話も対応してます的なカメラである。
とはいえ、従来機種より断然奇麗なカメラは、当時は割りと良いモノだったと思う。

所詮はスマホのカメラであり、設定で弄れるマニュアル要素は無い。
このため、屋外で使用すると非常に脆い。
暗所に弱く、逆光に弱く、動きに弱く、ブレにも弱く・・・

カメラ性能として見るとけっして高性能とは言えないが
デジカメとして考えると十分過ぎる電池稼働時間と、大きくて奇麗な液晶を備えた
便利アイテムとして長期間、現役使用してました。

コレの前のリンゴカメラが糞ザコ性能だったので、本機を手にした時は
コレでも凄く奇麗だと思ったものです。

 

■GT2

脅威の64MP!

画質設定が64MPと16MPの2択なのはオカシイ・・・

カメラ重視の製品じゃないので、あまり厳しい事は言えないが。
思った以上に暗所に強い。
AIが賢いのか、センサーのレンジが広いのか、
荒れる場面でも無難な絵作りをしてくれる。

 

■L610
オトーマチックコンデジ。小型軽量の高倍率ズーム機で、安価で単三電池駆動。

庶民向けデジカメで、安価に抑えつつも、
購買層であるカメラ初心者が喜ぶ画素とズームの数値目標が
営業と販売部の絶対要求だったのだろう事が窺い知れる
末期コンデジの衰退を絵に書いたような機種。
安価である事・小型である事・非力な電池駆動で無理な性能を実現する為に
様々な問題を抱えており、使用するには理解と諦めが必要。

・全体的に彩度が低いのですが
ダイナミクスレンジが広く、白トビや黒潰れを抑えて
屋外での撮影で活躍します。

言い方を変えると、フィギュアなどを鮮やかに撮影できるコントラストでは
屋外の撮影には不向きになります。
 今回、XZ-2だけ色の具合が若干違うのは、設定値がフィギュア用に
 (作者の従来所有機に寄せて)セッティングされている為です。
 こういう形にしてしまうと屋外での撮影には不利になるので、
 カメラの優劣の差ではありません事を補足させて頂きます。


 暗所に弱いクソザコカメラ。アホみたいに電池が持たない。
 新品単三アルカリでも実質的に5枚位しか撮影出来ない残念仕様

 黒がとにかく黒い。ノイズは少ないがオートだとシャッター速度は遅めで手振れ気味。
 勿論マニュアルはないのでシャッター速度優先モード一択である。
  (注:スポーツモードの事と思われる)

 従来所有機と比べると、設定や操作性にやや不満が有りつつも、画質はまあまあ満足。
 致命傷はやはり電池。


 オートが強め。マニュアルは出来ない。
 ハードのスペックは悪くない感じ。
 単三で詰め込める機能をギリギリ詰め込んだ感じで、ホントにギリギリ
 フラッシュチャージとかズームとか、少し負荷が掛かると簡単に落ちる。


ズーム操作は、あまり感触は良くない

レバーの握り角度で、速度が変化する仕様で、凝っている

レバーを動かすと、画面のピントがブレて、一拍、間があった後にズームが動き始める
また、レバーを途中で強く握ると、低速から高速に切り替わるのだが
これが自動車のギアのシフトチェンジのように、一拍、間が有るのだ

体感だが、各モードの切り替わりに、妙な間がある。
これも多分、単三電池駆動故の、パワー不足から来る問題だと思うが。

ズームインとズームアウトの挙動も違う。
テレ側とワイド付近での挙動も違うし、
非常に複雑で、多分最適な動作となる様に考慮されて作られてるのだろう。
ただ感覚的に操作出来るかといえば、NOだ。

 

■XZ-2

ウェブで調べると、ページによってはハイエンド、高級と紹介されている。
マニュアル式デジカメ。設定が色々弄れる。数字的スペックが高い。

 

・OLYMPUS STYLUS XZ-2  2014〜
 暗所に強い。手ぶれ補正が最強。

 比較的コノ手のデジカメではAFが早い。特筆すべきはAF失敗時の挙動で、
 割と早い段階で諦めて、適当な所で固定してシャッターを切ってくれる。(超重要)
 今すぐ撮りたい!って時に、近距離から最大望遠まで2往復して5、7秒迷った挙句に
 近距離2cmにピントしてシャッターを切る糞カメラと比べたら、その賢さに感涙。

 AFはズレまくる。前後にズレるし、顔認識も自動処理も上下左右にトビまくる。謎
 かといってMFはノイズが酷く、ブルブルで止まらない。

 AEが糞。同じ条件で撮影したつもりでもEV補正が妙に明るさが安定しない。
 測光や計算が多分複雑な事をしてると思うのだが、モードや機能が多い割りに
 自動オートが仕事をしてくれない。

 とにかくノイジー。ノイズとの戦い。デフォルトで糞補正仕様。
 デジタルズームが糞でノイジー。拡大トリミング以前の問題。再圧縮してる?
 開発者は他社機種を使った事が無いのか?と思いたくなる糞ザコ仕様・ゴミ性能

 ノイズも、ピントも全てが大無し。レンズが良くてもコレでは・・・
 200万画素と言われれば納得の画質。1600万相当は無い。

 

■退役・その他
  

 

なぜ比較するのか?

玩具レビューの真似事をする切欠の1つは
自分の作品を撮影する練習もしたいと思ったからで
 (カメラの性能が悪いのか。
  カメラの撮影の腕が悪いのか
  作品が悪いのか?元データが悪いのか、プリント性能が悪いのか?
   これを明確に洗い出しておかないと、
   悪い部分を見て直して成長上達する、というフィードバックが行えない
 まず他の方がレビューしてるモノと同じ物を撮影して
 違いを判るようにしておかないと
 自分の作品も客観的に評価出来ない、という理屈です)

そうする過程で、
もう少し良いカメラも欲しいな、と思い。

最近デジカメも高いし
今持ってるカメラの性能を再検証してから考えようと思って
色々撮影して比較してみました。

 

比較方式について

カメラ設定を煮詰めて、三脚で固定して、ライティングを駆使して・・・
みたいに限界まで条件を揃えて比較して居る訳では有りません。
あくまで、私の環境、普段使いの条件下で
実用的な範囲で撮れる写真での比較となっています。



・補足しますが
今回の中では(私の経験上の予想ですが)XZ-2は設定値を変えて
今回の被写体に向けてチューニングを詰めれば、もっと良くなると思います。
(カラーバランスや、ノイズ、シャープネスは触らない方針です)
(ズームや絞り、ISO・EV補正は行っています)
(私の病状の事もあり、昔のように長時間カメラを構えて試行錯誤する体力が
 無い為です
 現実的に出来る範囲で使って、引き出せる性能で比較する方針です)

現在の設定は、私が以前所有していたカメラの結果に近づける為に
チューニングを施した結果、様々な場面で使用するバランス型に成っているので
今回の被写体のみに特化した仕様には成っていません。
比較対象の他のカメラは設定項目で弄れる箇所が少なく、
ほぼポン出しオートでの撮影という事で、XZ−2も普段使いの
オート設定で撮影して比較しています。

XZ-2ファンの方は、この結果を見ると
「もっと良い写真が取れる筈だ!お前の腕が悪いだけだろ!」
と不快に感じるかもしれませんが、何卒ご了承ください。

 

 

ページ作成: 2023/ 3/ 19  (最終更新: 2024/ 2/ 25)

 

※画面は開発中の物です
掲載されている情報は変更される可能性が有ります。

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