FZ−2 グレートサーベル

ゾイド・グレートサーベル EMGF-FZ2(p2

□トミー版グレートサーベル← →今回のブツ。並べると小さい!w
グレートサーベル
Ver4.0?
デスザウラーが、マイナーバージョンアップに留まっているのに対して
グレートは新規にメジャー4が与えられている
これは、前回のデスザウラーが、微調整に留まるとの見通しに対して
実際に印刷すると、フィラメントタイプの印刷精度が期待より数段低く
細部のモールドや構造に大幅な手直しを強いられた為、作業箇所が予想より多く
根本的な作り直しを迫られたためである。
 
 
・製造コスト
元サイズではデスザウラーと同等の印刷時間が必要であった
これを66%と小型化する事で印刷時間の大幅な短縮が期待されたが
(計算上、体積が28%になれば時間は43%程度になるのでは?と予想されたが)
実際には6割程度の時間が掛かっている
確かに短いが、これを2台製造するコストでデスザウラーが1台作れると考えると
正直、グレートを量産するよりデスザウラーを作りたいのが人情である・・・
デス(元サイズ (途方も無い時間(笑) 4〜80時間?推定値 重くて計算が通らない
グレート(元サイズ 10時間
↑↓=ほぼ同等の時間
デス66%小型化 10時間(推定印刷時間
量産型デスザウラー 3.5時間 最適化して構造を再設計して高速化
グレート66%

□トミー版グレートサーベル(左)とのサイズ比
グレートサーベルの製作における最大の要点は
印刷品質の向上である
設定値を
煮詰めていくほどに
品質は期待ほど上がらず、むしろ悪化する
努力しても結果が得られず
やっても無駄感が漂う中
ソフトウェア側の問題ではなく
ハードウェアの
当初はフィラメントの劣化を疑った
あるいは、シート側を削って定着や安定が悪くなった可能性も考慮した
印刷位置をソフト側で変更すると明らかに症状が変化する
場所によって、印刷の結果や、成功比率が目に見えて変化する
レベリングの問題ではない
しかし位置依存である
印刷プラットフォームのシートを回転させても
症状が変わらない
最終的に疑念を持ったのは
モーターシャフトの回転が、特定箇所で不安定に成るのではないか?と言う事である
ここは以前、異物が挟まって修理を試みた部分でもある
初期からトラブルを抱えていたので
現状起きている不具合に、この部分の関与を疑うのは
心理的に考えても当然である
軸の機械的不良により印刷が出来なくなるトラブルは
前機種でも苦しめられており
一度不良を抱えるとその後も長く苦しめられ調整を強いられる箇所である
縁の無いものは一生縁の無い箇所でもあるだろう
購入時に当たりロッドを引いた者と、ソウでない者は

サーベルタイガー4.0
v4.0はメジャーバージョンアップとなる。
これは本体構造を抜本的に刷新した事による。
主な変更点は
熱溶解積層式に対応した分割方向の再検討
全体サイズをデスザウラーにあわせて66%に
アーマー分割のオミット
関節構造のオミット
細部モールドのオミット
武器換装構造のオミット
色分けの為の分割の廃止
デスザウラーと並べるだけの為に作られたゾイドである!!
 
 
□撮影に使用したジオラマベースは家にあった既製品(詳細不明)です。多分90式戦車の付属品だったような…?
EMGF-FZ2(p2
非常に珍しい事に型番が短い(笑)
そしてコレは珍事というか初の快挙(?)であるが
(p2である。
つまり2号機は、本体モデルデータに何ら改良が加えられずに
全く同じモノが2台作られているのである!!
これは本機が量産型として非常に短時間で印刷された為に改良を得なかった事と
初回の印刷でほぼ完璧に設計上の問題をクリアしていた為に
改修されずに同じデータが使いまわされた事を意味する。
逆説的に言えば、今までは何らかの問題が生じて改良が必要であったり
印刷に非常に長いスパン、数ヶ月から年単位で掛かっていた為、
その間に何らかの手直しが加えられ、同じビルドでコンバートされた事例が無く
何らかのナンバーが与えられていた。
ゆえにFZ2といえばFZ2のみを表す。
そしてFZ2とFZ2(p2はデータ的には全く同一である。



この背中に無粋な四角い機械をゴテゴテ盛り付けてる感・・・
サーベルタイガーの、流線的な、洗練された曲面のスタイリッシュなデザインと対照的に
形振り構わないパワーアップ、時代の変化、技術の進歩、みたいな
コンセプトも方向性も、解決へのアプローチが全然違う
同じものを目指したのに、似てる姿なのに
この、技を長年、耐え抜いたサムライが、
日本刀を放り捨てて、火縄銃担いで戦場に行くみたいな!
ソレで勝利が手に入るなら!、守れる物があるのなら
俺は魂さえも売り渡すぞ!
という気迫を感じます
どうにも成らない不恰好さの中に
ある種の美学が垣間見える
サーベルが洗練されて完成された美であるからこそ
それと対比するグレートが
また別の意味で洗練された美であると感じるのです
・
思い出補正、以外の言葉で
理由を、理論的に説明するの難しいですね
ゾイド知らない人が見たら
本デザインのカッコ良さを理解して貰えるように説明できる自信が有りません
単に自分が昔、好きだったから良く見える、以外の理由を
ちゃんと理論として説明したい所ですが・・・
時代遅れのデザインの、
古臭いウィングとか、鉄砲とかチューブとかゴチャゴチャつけた
子供の考えた最強パワーアップじゃん!背負い物安直〜とか言われそうで・・・
グレートサーベルは
必死に頑張って改造したのに、
シールドの250キロに及ばない・・・
対する、シールドMK2は
砲撃重視
個人的見解ですが
グレートは、カタログスペックの最高速度こそ負けますが
加速力や旋回性能が優れていて、ドッグファイトで有利なのだと思います
(ソレぐらいは優れていないと、流石に立つ瀬が無い・・・)
ウィングがついてるので多分旋回性能とか凄いのでしょう
ゾイドは地球とは違ってマグネッサー技術が発達しているので
強力な磁場・金属生命体・大気中の粒子とかの作用で
磁力ウィング&イオンブラストで斥力を発生させる事による
速度や運動性能への寄与は、割と初期からある設定なので
多分、これで速度とか加速が良くなるのは、(一部の我々に)説得力が効きます
この理由により、プテラスは骨みたいな翼で飛べるのです。揚力では有りません!
これが推進装置を兼ねます
地球からの技術も入ってきているので
ロケットノズルみたいなブースターも増えてきています。
これは別系統の技術で後付けなので、ゾイド本来の体の構造ではありません。
なので一緒に使う為には、高度な操縦&コンピューターでの制御が必要で
共和国→ゾイド本来の本能・身体能力を引き出すのが上手い
パイロットの技量、ゾイドとの相性が重要。個人主義。
帝国→最新技術の融合・コンピュータ制御で安定させるのが上手い
パイロットの差が少ない。軍として統率の取れた行動。
対するシールドは、空力性能が優れているので
最高速のノビが違うのだと思っています
速度が明暗を分けるのは、なにも直接戦闘だけでは有りません。
戦闘時以外にも、速度は戦局に大きく影響します
補給部隊の護衛に、主力部隊の前線支援にと大活躍
敵を発見し、あるいは味方の救援に
必要な場所にすばやく急行し
移動が強いとは、その力を必要な場所で、適切なタイミングで発揮できる有利があり
単なる数値性能では把握できない効果を発揮している筈です。
対する、グレートは、加速や旋回を鍛えても
こういう部分では劣っており、
また、エネルギー消費も激しい為、
直接対決では有利では有るものの、
戦局においては徐々にジワジワと外堀から攻められて追い込まれて行ったのでは
ないかと。
シールドは、砲撃力で支援攻撃を大きく伸ばした
速度はもちろん申し分ない、
もとより防御力はシールドが有るので優れている
格闘戦闘能力は、元のシールドライガーを思えば劣ってる筈が無い
ゲーム的にバランスを考えると、じゃあ何が弱点なんだよ!と成る所です
あまりに万能で無敵すぎる・・・
個人的な解釈ですが、重くなった分、俊敏さに欠けて
高速戦闘機どうしのドッグファイトでは一歩劣る、のだと思います
また、エネルギータイプの砲を装備した事で、
安直ですが、高速移動中には砲撃できない、などの制限があるのではないかと。
しかし、これは、あえて放置した弱点であると思います
開発部も承知していて、
それで、なお、戦局を考えて、
高速移動で砲撃できるゾイドを迅速に作戦ポイントに移動する事
を目的として、あえて高速機最強、には拘らなかったのではないかと
また、シールド2の、直接戦闘ではグレートに対して一歩劣る、
としたとしても(この仮定すら、掲載誌によっては互角との分析もありますが)
それ以外の帝国ゾイドには速度的優位性は保っているのですから
別に一対一で金メダルを取れなくても、部隊で数の有利で囲んでボコせばいいやん
くらいの戦略だったのではないかと。
個人的には
帝国びいきなので
せめてグレートサーベルには、直接対決では有利、くらいの
華を持たせて欲しい所です。
ここまで必死に改造したのに最高速で負けて、
砲撃力で負けて、防御はシールドで負けて、
せめて、一対一でドッグファイトに持ち込めば有利なんだぜ!くらいは
言って欲しいのです。
勝手な推測ですが
シールドライガーの登場で、技術をパクられ
最速ゾイドの座を奪われ、高速ゾイド競争に負けてしまったサーベルは
絶対に勝たなければ成らなかったのだと思います。
シールド2は、戦局の変化を見越し、砲撃特化の高速移動砲台になりました。
シールドは登場したばかりなので、これを超える新型機という考えは少なく
別の任務に対応するための、仕様違いみたいなイメージだったと思います。
対して、サーベルは、最強最速ゾイド奪還を、至上命題とせざるを得なかった。
負けたままでは終われない。
帝国軍の偉い人たちは
最強の高速ゾイド、という肩書きに拘ったと思います
かつて、サーベルタイガーによって、高速ゾイド独壇場で
共和国を恐怖のどん底に叩き落として戦局を有利に進めた経験からくる考えが、
まだ色濃く支配していた
新サーベルによってシールドを上回り
再び高速ゾイドの覇権を取り戻して、主導権を握り返すのだと息巻いて
既にシールドは最速に拘っては居なかったのに・・・
悪く言えば、過去の成功体験が忘れられず、
戦局の変化を見誤った
帝国軍は、デスザウラーにしても、グレートサーベルにしても
なんか凄い高性能の傑作機を作って、敵を圧倒してビビらせて
伝説的な活躍とか、恐怖で敵を支配とか、そういうスタンスに見えます
挿絵でコスプレヘルメットを被ってる恐怖の大王が支配してる国だけあります
多分、技術研究部は、上からの要求仕様に頭を抱えたのでしょう
開発現場には2日に1回の頻度で偉いひとが視察に来たと思います
「どうだ?できそうか?」「これでシールドをボコのボコに出来るのか?」
「やってやるぞ!という覇気が足りないぞ!そんなので勝てると思ってるのか?」
「よし、現場にカツを入れるために飲みに行くぞ!分かる上司の親睦回だ」
「あの・・・つまり、納期は延ばして貰えるって事ですか?」
「は?なんで納期の話になるのだ?ほら早く飲みに行くぞ!!」
「え?同じ納期でグレートを?」
「若い奴は飲み会の大切さを分かってない。自分(の仕事)を優先して断る馬鹿がいる」
「で、できらぁ!!」
「お前らを再教育する!ありがたい話をお前らの為に聞かせてやるぞ全員参加だ」
「え?同じ納期でグレートを??」
司令官「今度の新型機を受領したぞ(なんだこの中二機体」
部下「や、やったー(何だこのお荷物」
要所要所では華々しく活躍して勝ってるのに
戦場全体としては徐々に押されて苦しくなっていく帝国軍の
鶴の一声によるドーンと行ってバーン作戦
なんか九回裏で満塁ホームラン狙ってブンブン振り回すタイプの
気がついたらいつの間にかピンチに成ってた不思議だね、ってパターン。
まあ私の勝手な妄想解釈で、
本編の設定とは関係ないんですけどね!!
個人的にグレートサーベルは不憫可愛いイメージです。
グレートサーベルをあのサイズにしているのは
デスザウラーMK2と並べる為と書きましたが
ノンスケールで作る案も有ったのですが
ご存知の通り、
グレートサーベルと、デスザウラーMK2は
強化パーツ部分に、一部同じものが使用されてる箇所があるのです。
両者を並べた際に、ココのスケールが変わってしまうと
やはり気持ち的にスッキリしません。


積層痕の処理をやり直して、マット黒でリペイントした実験
ページ作成: 2024/ 9/ 29
(最終更新: 2025/ 3/ 23)
※画面は開発中の物です
掲載されている情報は変更される可能性が有ります。
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