F値比較2
(頭でっかち理論小僧が駄文を並べたが)
理屈はともかく、実際どうなのよって事で
自分の知識の再確認も含めて
改めて再検証する
以前の検証では数値設定を揃えて撮影した写真を比べたが
結局光の量が同じでもセンサーの信号やら、JPEGを出力する際に色を変えたり
人間の目で比べても良く分からなかった
今回は逆にカメラ任せにして
(つまり出てくる絵は同等レベル、という過程をして)
撮影時の数値パラメーターを比較しようという算段である
今回は数字で比べるので間違いはありません信じてください


さて、ごらん下さい
はい、すいません
今回は数値比較がメインなので写真を見ても面白く有りません
壁に向かってオートで撮影したのがコチラです
・F値
F値は長さ。2乗して面積。割って光の量。
2 2.8 4 5.6 8
4 7.84 16 31.36 64 2乗すると大体、倍々のペースになる
F1.8とF3.5では、明るさに4倍近い差がある
・EV
EVを1上げると、シャッター速度が半分になる。EV1で明るさは倍?
・ISO感度
明るさに比例。100→200は2倍。
・
つまり
F2→F4に倍にすると、
シャッタースピードの数字は4分の1(4倍速)になる
ISOは100→400に上がる
EVは-2になる
S速度 F値 iso感度
デジ一眼n社 60 f4 800 1/60 * 800 * f4
デジ一眼c社 40 f3,5 320 1/40 * 320 * f3,5
コンデジo社 9 f1,8 200 1/9 * 200 * f1,8
コンデジn社 1 f3,3 400 1 * 400 * f3,3
|
S速度 |
F値 |
iso感度 |
|
デジ一眼n社 |
60 |
f4 |
800 |
1/60 * f4 * 800 |
デジ一眼c社 |
40 |
f3,5 |
320 |
1/40 * f3,5 * 320 |
コンデジo社 |
9 |
f1,8 |
200 |
1/9 * f1,8 * 200 |
コンデジn社 |
1 |
f3,3 |
400 |
1 * f3,3 * 400 |
1/60 * 800 = 13.33 / 4 / 4 = 0.833125
1/40 * 320 = 8 / 3.5 / 3.5 = 0.6530612244897959
1/60 * 200 = 3.333 / 1.8 / 1.8 = 1.028703703703704
1 * 400 = 400 / 3.3 / 3.3 = 36.73094582185491
・
|
サイズ |
|
面積比 |
画素数 |
1素子面積 |
D3100 |
APS-C(1.78 |
23.1*15.4 |
355.74 |
1415 |
0.251406 |
X5 |
APS-C(1.78 |
22.3*14.9 |
332.27 |
1791 |
0.185522 |
XZ-2 |
1/1.7型(0.588) |
7.5*5.6 |
42 |
1180 |
0.035593 |
L610 |
1/2.3型(0.43) |
6.2*4.7 |
29.14 |
1592 |
0.018304 |
おや?全然違う結果に成りましたね〜
これ何か知識が根本的に間違ってる可能性が??
メチャクチャな数字に見えるが、このF値は概算値(35mm)
センサーの受光面積は小さいので、その分を考慮しないと駄目?
更に言えば、画素数も考慮して1素子あたりの受光で比べないと・・・
(回路の設計で、素子が小さい分は増幅してカバーしてるので
((だからセンサーが小さい&高画素だとノイズに弱い))
物理的な光の量≠カメラ概念の明るさ≠デジカメのセンサーの受光量)
ドコを基準に話をするか?誰に説明するか?で
理屈も答えも変わってくるのでヤヤコシイ
本来は再撮影するべきかもしれませんが・・・
調子の良くない機種もあるのでカメラ側の負担を避けたいのと
最近調子の良くないスロットの磨耗も避けたいので
出来るだけ無意味な負担の撮影は避けたいのです
(いえ、検証は大切なのですが、検証の為の本来の寿命を削るのも本末転倒というか
そこで比較的条件の近い、室内のテスト撮影の写真を使用しますが
ガッツリ室内の物品が写りこんでいるので
プライバシーとか著作権とかに配慮して低画質でご覧ください!


変わりに
当たり障りの無いパンプキンを紹介します
   
ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが
DF40やボックスマップに登場するパンプキンは、ドラクエのスライム的な
ポジションのキャラクターで、丸くて低コストなポリゴンで製作されております
この写真のパンプキンは、100均でハローウィンの時期に購入したグッズでして
これに着想を受けて「パンプキン」は製作されています。
コレを見ると当時を思い出すので、なんとなく手放すのが惜しくて、何時までも
部屋に飾ったままに成っています。
試しに条件の近いパンプキンで試算
ss iso f 概算
d3100 1/60 800 4 1/60*800/4/4 0.8333333333333333
x5 1/40 320 3.5 1/40*320/3.5/3.5 0.6530612244897959
xz-2 1/9 200 1.8 1/9*200/1.8/1.8 6.858710562414266
l610 1/4 450 3.3 1/4*450/3.3/3.3 10.33057851239669
概ね似たような結果だ…
順番は同じだが
一眼組みは非常に安定した数値
xz-2は差が広がり、L610は差が縮まった。
やはり計算式の差か?と思うが。しかし間違っては無い筈・・・
解析のシャッタースピードと露出時間が違う問題?
しかしプロパティーで見れるのは露出時間の方だし。現状の解析の仕様と合ってる
L610だけ上手く行って無いっぽい。?
その問題は別にしても、計算上の光の量が違う問題とは別っぽいしな・・・
50 DSCN1652_Ev0,0_Sp1_f3,3_25mm(0,9倍)_Iso125
1/50*125/3.3/3.3 0.2295684113865932
プロパティーで見れるシャッター速度で計算すれば
一眼側とそろうかと思ったが/・・・そういう問題でもないのか
さて手がかりが無い中
内部のバイナリデータを
どうにも解析値が間違っている可能性も有りそうです
直接並びを見て、
正しい情報が
格納されてフォーマットが違う可能性もあるので
xz-2のシャッタースピードが
0.833604
コの数字
どこかで最近見かけた気がしますね
D3100の概算光量が
0.833125
0.833333
3桁、他の機種の結果からゼロも確定じゃないので4桁?
少なく見積もっても1000分の1の一致が、複数回連続して観測されています
・偶然の一致には必ず意味が無い
なぜなら意味が有ったらそれは偶然ではなく必然だから
的な?言葉遊びですかね?
いかにも意味が有りそうな
しかしこの概算光量は、当然ながら
私が今回のF値比較の為に、一時的に用意した公式で導き出したモノで
正式な規格で単位が決まっている様な数字ではありません
コの数字も、私の部屋で、一定光量で撮影したので安定していますが
これは私の部屋の基準であり、
メーカーが内部的に用いる様な規格の数字と一致する筈はありません
つまり両者に因果関係があるとは到底考えらず
これは完璧に偶然に他ならないだろう、
というのが現状での推測です
・
プログラムのデバックをしていると
1/256とか1/1000とかの
低確率の偶然が4回5回続く事など
稀に良くあるザラな事に過ぎません
何か重要な関連があるかと
良くよく調べた結果
本当に何も無くて偶然だったというのは、
割と良くある話です
事実は小説よりも奇なり、です
漫画には伏線小僧が居ますが
現実の伏線は投げっぱなしで回収される事は有りません
世の中に転がってる大半は意味の無い事です
神はサイコロふりふりギャンブル中毒なのです
exifの情報
ファイルの中のビット配置がある
このなかに、シャッタースピードと
露出時間の設定がある
紛らわしいが、一般的に
カメラ世界で言う所の、Sモードとかの「1/60」とか表示されてる
のは
規格用語では「シャッタースピード」ではなく「露出時間」の方だ。
私は、大抵、文字数でS速度と書く事が多い。
翻訳によって少し意訳が混じる可能性もある
この内部に入っているのはビットなので、数字に変換する必要があるが
コレの並びは、
フォーマットによって異なる。
私はコレは、カメラメーカーの各社によって異なる
と思って居たので
EXIFからカメラメーカーを判断するフラグの箇所を探し出して
記述している。
しかし、よくよく調べてみると、同じメーカーでも違う事が有って
ネットの情報によるとフォーマットタイプを判定しなくてはならないようであり
これの改修を数年前に行った形跡がある
私も大概ロートルなので
記憶も不確か、目も見えない、頭もおかしいで
ボケ老人であるが
格納されているビットの並びの
上位と下位の配列は
フォーマットではなく
既定ビットの始まりの
最初の方に有るTIFF?の先頭のフラグで
異なっているらしい事を聞きかじった
MM式とII式のエンディアンを
ページ作成: 2025/ 5/ 21
(最終更新: 2025/ 5/ 25)
※画面は開発中の物です
掲載されている情報は変更される可能性が有ります。
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