人形ページ・粘土の情報

_

粘土に関する情報の羅列。粘土別に纏めたい

//-----------------------------------------------------------------------------+
●粘土まとめ
何処に書いたっけ??

トリビア・意外な点

重量級のイメージがあるウッドフォルモだが
実は体積比はラドールの方が重い

軽量級のプルミエだが、実は体積比重はラドールプレミックスと僅差
強度を含めて考えると、軽量化を目的にプルミエを選択するメリットは殆ど無い
粘土の特性や、作業のし易さで選んだ方が良い。


ワッツの軽い紙ねんどは、紙ねんどではなく、実は構成素材的に樹脂粘土に近い
使った印象はハーティクレイに似ている




↓だ。ドールから転記
//
忘れそうなので一応再メモ。まとめ
ラドール青:滑らか。紙ねんどっぽい。しっとり系。
プチフォルモ:固め。ムラのあるラドールって感じ。
プルミエ:軽くて纏まりが余り良くなく、形を作るのが思ったより難しい。
ウッドフォルモ:硬い。ボロボロ崩れて行く。混ぜて使う前提。
ハーティクレイ:ふわっとかるかる紙ねんど、に近い。伸びてボソボソ、バツンと切れる

ふわっとかるかる軽い紙ねんどは、レモン?の匂いだったが
ネットで事前に聞いてたが、ハーディクレイは独特の臭いで、余り好きじゃない。

 


//-----------------------------------------------------------------------------+
ウッドフォルモを混ぜると強靭になるらしいが
この手法には大きな弱点が有る

湿った状態で粘土の色が物凄く濃く、木粉の関係か表面の黒粒やザラつきも目立つので
立体感の形状の把握がし辛いという事。

仮に苦労して完璧に形を整えたとしても、収縮率が大きい為に
乾くと表面のツライチ平面は維持出来ないので盛って微調整、が非常に難しい
じゃあ削れるかというと、硬度が仇となり削りでの調整も難しく

 

 


//-----------------------------------------------------------------------------+

ハーティークレイは
コスパに優れており
体積辺りの重量と価格に優位性が有る為、重宝しているのだが・・・

しかし改めて考えると、この体積辺りの価格が安い事の理由は
Amazon特売で高割合の値引きが行われている為であり
本来の定価で比較するとドウなんだろう?って話



ウッドフォルモは440〜450円くらいで、常にラドールより若干高いな。
もしかして定価が高い?

・出荷価格・卸値
こういう数字は表に出ないのかと思ってたけど
ハーティクレイやプルミエなど軽量樹脂粘土・ポリマークレイは
中空微細粒子関係の特許の件で訴えられており
基礎内容が一般に公開されている
それに伴って賠償請求額の法的根拠を提示する必要が有る為、
査定に必要な出荷価格が一般開示されており
検索すると簡単に見つかる

 


//-----------------------------------------------------------------------------+
ha-thik
ハーティクレイ


割とメインで使えるのでは?とか思い始めてる。

とはいえ、コレ単体では、多分剛性が足りない


軽いフワフワの粘土で芯を作って
それに固い粘土を主材として表面を加工して行く制作方式だったけど

もしかして逆の方が良いのかも?

芯を固い粘土でフレームを作って
ハーディクレイで表面を作れば、楽だし速い。
表面処理も凄く簡単になる。



剛性

固さ。これは表現が蒸す家示威けど
方さ かタさ か田さ
 難しい  けど


強度


ひねり、ねじり

復元性
 じんせい。

例えば釣竿などの、軽い力で


まあ色々有るので、単純な強弱では表現が難しい。

とにかく、ハーティクレイは、弱い、気がする。

作り安さや、表面の滑らかさと違って、
強度は、太さや、圧力、削り、曲げ、など条件を変えながら
「破壊」の実験を行わないとデータが集まらないので、

今は何とか安定供給の目処が立ったとはいえ、
初期の頃の資材枯渇問題の頃に、希少な粘土を破壊試験に使える筈も無く
強度に関してはネットで調べた程度の情報しか集まっていない



ハーディクレイは非常に柔らかく、弱くシなる様な印象を受ける

経験則だが、
軽量のポリマー粘土は、2〜3日で固まるとフワフワのマシュマロか
スポンジの様な印象を最初は受けるのだが
数週間かけてゆっくりと硬化して行く事がある

ネットではハーディクレイも「固まるとフワフワ」という評価が成されて居るが
私はネットを信用していない

グーグルでヒットする情報は、SEO対策で評価点が高いだけの
にわかかコピーサイトで、正しい情報とは限らない



ただ、これも経験則だが
固くなると、じん性と弾性が落ちて、破断係数が下がるダケで
硬度の上昇が、剛性強度に寄与しないケースがある。

これは裂傷特性、圧力破砕に耐えられなかったり、ひっぱり耐性が低いなど
曲げの力が加わった時に簡単に折れる性質に繋がる

要するにポッキーだ


ハーディクレイがどのタイプの粘土か今の時点では判らないが、
期待は余り出来ないと思っている
そんな素晴らしい粘土ならもっと人形界で評価されている筈だ
結果は3週間後に判る




破砕テスト用の粘土の到着が遅延したので
手持ちの粘土が使い切ってしまい
まだテストピースを準備していない

今更検証結果を得て、駄目だと判ったら引き返すのか?
もう引き返すには遅すぎる
テストを行わず
このまま制作を進める事にする




//-----------------------------------------------------------------------------+
ダイソーの樹脂粘土には恨みにも似た糞カス品質だった印象しか残ってないのですが
世間ではソコまで評判悪くないんですよね・・・
ネット見てると、やはり自分の記憶が間違って居るのでは?という不安に駆られます

可能性の1つとして、容量の少なさによる影響が
ワンチャン有るかもしれませんね

ダイソーの樹脂粘土は小さいので
必然的に小さい物を作る時に重宝します。

モデナやラドールを使う頃には、大容量の粘土で大きな作品を作る様に成ってたので
 //反面?排他的、結果的? 消極的? 最近言葉が出てこないな・・・
 //逆説的だ 
逆説的に考えると(品質が良いのではなく、高品質を求める作業では無かった説)
細かい造形が必要なかったり、細いパーツを作る頻度が少なかったりした気がします。



あと、容量が少なければ、硬化の影響を受けやすいです
粘土は表面から固まっていくので
体積8倍の法則によって
小さい=表面積と体積の比率が悪い、保存に不利、という方程式が出来上がります

よく捏ねるとか
水を加えるとか
レンジで暖めるとか
溶剤で溶かすとか
色々方法はありますが

勿論、何もしないよりは、柔らかくはなるのですが
それは「柔らかくなる」のであって
柔軟性や弾力、復元力やノビへの影響が元に戻る訳では無いのです
硬化が始まってしまうと、元の性質には戻らないので
ガムみたいになって形を保てなくなった粘土は、もう本当にどうしようも有りません

// - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - +
・ハーティクレイ
10分程度、乾くと表面がヒビ割れてスグにボソボソになる。
少し水を増やしてネバネバにした方が扱いやすいが、収縮が大きくなりそう

石粉粘土みたいに「盛れ」ないので、一度形を作った所に追加するのは苦手。

手にはくっ付かずに奇麗に剥がれるのに、芯材には凄くベタベタくっ付くので凄い。

フワフワ系で弾力が有り、餅みたいに伸びる。狙った形にするにはコツが要るが
ダイソーの樹脂粘土と比べるとまだ工夫次第で何とか成りそうな希望はある。
ラドールとは違うが、優劣ではなく方向性の違いで、用途で使い分けて行けそう。

乾燥2日と書かれてる。作業中もガンガン乾くので、乾燥が早い印象だが
(サイズにも寄るが)固まるまで4〜1週間は待つ必要がある。
固まる過程で結構「歪む」ので

 

 

 

 

 

// - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - +

ハーティークレイ

基本的に、粘土は練らない

個人的身体的な事情もあるが
粘土は練らない方が安定する


基本的に粘土を練る理由は3つ
 ・1つは粘土のムラを無くして乾燥収縮時の破裂を防ぐ事
 ・粒子感を崩して滑らかにする事
 ・比重の不均一を防いで造型をし易くする(圧変事の、指で撫でた時の変形を均一化)
 (他にも焼成時の破裂を防ぐとか色々あるけど、今回の主題では無いので割愛

1と2は、パッケージに入ってホームセンターとかで売ってる機械粘土には
殆ど関係ないので必要優先度が低い

3は、Amazonで買えば大抵新しい粘土が来るので混ぜなくて良い
(自分で保存した粘土はこの限りでは無いw

粘土は表面から乾く、また加水する場合は表面から湿っていく
なので混ぜて全体の水分量を一定にする事が
柔らかさや乾燥時間や収縮を均一にする事に繋がるのだが

・・・中略

それでも混ぜた方が、多少は良いと思うのが人情である


・皆混ぜろって言ってるって?それは何処のドイツだ?何位の奴だ?どんな言い方だ?

商品というものは、
あるいはネットとは
(あるいは記者は、自称専門家は・・・
不都合な事実は極力書かない

混ぜた結果、怪我デモするのなら「混ぜるな危険」と警告するが
多少の不都合程度ならば、無かった事にするのが世の常である

 粘土を良く混ぜてお使いください
 使用前に良く混ぜてください
 混ぜると使いやすくなります
 使用する前に少し混ぜてから使うと使いやすくなります

良く似て居るが、

そしてドレも、粘土を練る事によってデメリットが、生じない、とは言って居ないのだ

 絶対練らねば成らない。練らないと使えない
 そのままでも使えるけど練っても使える
 選択肢の1つとして練る事も出来る。


 練れば練るほど性能が良くなる
 練れば性能が良くなる
 練りたければ練っても良い
 練っても使える

1は是非練るべきで、練って練るほど性能が向上するのだろう
聞こえは良いが、要するにかなり頑張ってしつこく練らないと
本来のコンディションまで回復しない状態とも言える

2はアル程度練ればカンストして、それ以上は練る必要がなくなるタイプだ
使用前に軽く練ればウォーミングアップ完了である

3は気分が乗るので練っても良いとか、
あるいは使用用途によっては練ったほうが良いかも、程度である。

4についてはニュアンスに注意が必要である
性能が良くなるとは言ってない。
例え像に踏まれても壊れないくらい頑丈、という
練っても致命的なダメージは受けず必要充分な性能を残す事が出来る、
というタイプもコレに含まれて居る




パジコに関しては
使用前に良く練って〜系と
使用前に少し練ると使いやすくなる〜系がある

前者は練らないと本来の性能を発揮出来ないタイプだが
後者は、出来れば練らない方が性能が良く
使い難さを許容出来るのならば、練らずに使った方が
多少技術は必要だが、上級者向けのタイプだ

 (そもそも、何を重視しての性能なのか、人によって異なるだろう

だいたい、販売されてる製品の説明書とは
言い方は悪いが、ハッキリ言うと
初心者や無知な奴や馬鹿な消費者でも簡単に使えてクレームを回避出来る様に
安全に簡単に使える万人向けの無難な説明しか書いてないのだ




ポリマークレイは
総じて注意が必要である

明確に、練ると性能が劣化する
或いは粘土の性質が変わるタイプの粘土が有る



私は手で練れない子なので
機械を使ったり多めに水を加えるので
一般的な状態とは違うかもしれないが

軽量タイプの粘土は
混ぜて混ぜて混ぜ続けると、
最終的には体積が半分以下に減って糞重くて硬い練り消しみたいな状態になるので
本当に軽く混ぜる位で使った方が良い

均一にしようとか内部の気泡を逃がそうとかやり始めると
もう練り過ぎ状態に成ってしまう


無論、練った方が良い部分もある
しかしデメリットが、そのメリットでペイ出来るとは限らない

その境界線は曖昧で、人によって異なるため、
練りたければ練っても良いんですよ、程度のニュアンスに留めるのであろう



私の自分勝手な価値観の押し付けである
私は少しでも性能の良い粘土で造形したいが
世の中には、粘土を捏ねる事が目的で、何時までも粘土を捏ね続けて居たい人も居る
粘土を捏ねるのも楽しみの1つなので、この楽しみを捨てる事は必ずしも
正解とは言えない


 

//-----------------------------------------------------------------------------+
基本的に石粉粘土は押しなべて耐水性は無いのだが・・・


私は水で表面を塗らして粘土を盛ったり削ったりするので、
製作中に乾燥と塗らして溶かすのを何度か繰り返す

ワザワザ乾燥させたから濡らすのは無駄に思えるが
一度乾燥させないと固まらず、収縮結合の都合もあるので
少しずつ固めて、塗らして、完全乾燥させて、表面だけ塗らして、という工程を
繰り返す必要があるのだ

この際、面倒くさいので、水オケへドボン、を良くやってしまうのだが
石粉粘土は水に弱いとは書いてるが、特に塗らしては駄目なのはプチフォルモ

他の粘土は水没しても表面が溶けるダケで有る程度までは耐えるのだが
プチフォルモだけは繊維質が悪いのか、乾燥時の結合が悪かったのか
内部に毛細血管のように「水路」が巡っており
水没させると毛細管現象で多量の水を内部に引き入れてしまう
ピキピキ、パキパキと不気味な破滅音が鳴り響き
徐々に全体が溶けて崩壊を始めるのだ

 

 


//-----------------------------------------------------------------------------+
軽量粘土が手に入らないなら

ラドールとかの石粉粘土に、
安価な発泡スチロールのビーズとか
 (↑先日ダイソーで見た。ビー玉?クライで少し大きい)
発泡スチロールを崩した破片とかを混ぜ込んで使う案もアリですかもね

手間が掛かるので本末転倒かもありますが
体積辺りの価格と、重量が問題

芯を使わず、内部をつめるとナルト、トップヘビーで
下半身の関節が保持出来ない恐れが有るので
強度問題が再浮上します




ハーティークレイが使い勝手が良いなら、
コレを使う案も有りますが・・・届かないんですよね・・・

前回のラドールもですが
検討しながら長期間入手できなくて
その間に試行錯誤して他の材質を試して、結局全部無駄になる
ってパターンを毎回経験してるので、
今は何も努力せずに待つのが正解、って気もしますけどね・・・

 

 

 

 

//-----------------------------------------------------------------------------+
ワッツ終了のお知らせ(泣笑

地元ネタなので
個人情報のネットリテラシー的にセンシティブな感じですが
あまりにショックなので・・・
近隣のワッツが閉店する事に成りました

私の利用する主力100均で
ダイソーやセリアでは置いていない希少な商品を扱っている
人形制作の為に無くてはならないお店です。

特に軽量粘土やカボションは2年近く探し回りましたが
この店舗が私の調べた範囲では、唯一入荷している店で、
衣類制作に使用する布も大半がココで購入しています。
伸縮するストレッチ風の布や、刺繍風の飾りつき布などは他店で見かけないので
重宝していたのですが・・・
サクラクレパスのアクリルガッシュも置いていて有り難いでした

つまり、ココが潰れるという事は
ヤット見つけた素材を、今後再入手できなくなる、という事であり
代替素材を見つけるまで、再び試行錯誤の日々を繰り返さなければなりません。

手持ちのストックは
軽量紙ねんどは残り1袋、カボションは左右1セット分と、枯渇寸前であり
影響は今すぐに甚大な感じです

何か対応を考えなければなりませんが
今後の対策に付いて今の所何も思いつきません・・・



量産機計画
計画段階で机上の空論と成る(笑)

 


 

ページ作成: 2024/ 2/ 15  (最終更新: 2024/ 2/ 15)

 

※画面は開発中の物です
掲載されている情報は変更される可能性が有ります。

プロフィール

最近の雑記